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大阪府大阪市に拠点を置き、日本全国にて焼却炉や加熱炉、電気炉などさまざまな炉の修理・メンテナンスを承っている株式会社good-furnaceです。
世の中には、鉄鉱石から鉄を作り出す「高炉」をはじめ、多種多様な炉が存在しています。
今回は、中でも高炉にスポットを当てて詳しく説明いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
溶解炉とは?
溶解炉とは文字通り、対象物を溶解するための炉です。
溶解は「2つ以上の物質が溶けて一体化する」という意味であるため、溶解炉は素材を熱で溶かして混ぜ合わせるための炉といえます。
溶解炉の種類としては、高炉・アルミ溶解炉・アーク炉などがあります。
溶解炉の種類
高炉
高炉は、鉄鉱石から銑鉄を作り出すための設備です。
「溶鉱炉」とも呼ばれます。
炉の上部から鉄鉱石とコークスを交互に投入し、炉の下部から熱風を吹き込みます。
コークスとは、石炭を蒸し焼きにしたものです。
熱風を吹き込むことによってコークスが酸素と反応し、一酸化炭素や水素などの還元ガスを発生させます。
そして還元ガスが鉄鉱石を溶かしながら酸素を取り除き、銑鉄を作っていくのです。
アルミ溶解炉
アルミ溶解炉は、アルミニウム原料を溶解するための炉です。
電気炉と燃焼炉の2つに大きく分けられます。
電気炉は、被加熱物に誘導電流を流したときに発生する熱エネルギーで溶解する炉です。
燃焼炉は重油や灯油、都市ガスなどを熱源としており、アルミ溶解炉で広く使われています。
アーク炉
銑鉄から炭素やリンなどの不純物を除去する、洋なし型の炉です。
炉内に銑鉄と少量のスクラップを入れ、精錬を始めます。
大きな圧力をかけて高純度の酸素を吹き込み、銑鉄中の炭素・けい素・リンなどと酸化反応を起こさせ、高熱によって燃焼します。
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