こんにちは！大阪府大阪市に事務所を構え、築炉工事を手掛けている株式会社good-furnaceです。
公共事業の焼却炉における修理やメンテナンスも承っております。
築炉工事に興味がある方には、ぜひ知っておいてほしいことがあります。
それは、耐火物の種類についてです。
耐火物がなければ、炉で物を燃やすことはできません。
それだけ耐火物は大事なものですから、築炉工事に携わるのであれば理解はしておくべきです。
そこで今回は、炉に必要な耐火物の種類について詳しく解説していきます！
耐火物の種類
耐火物の種類は、大きく分けて2つあります。
定型耐火物
定形耐火物はブロック状で、積み上げたり組み込んだりして施工するものです。
種類としては、耐火れんが・耐火断熱れんが・プレキャストブロックがあります。
耐火れんがは窯炉などの構造物の構築に用いられるもので、耐火断熱れんがは伝導率の低い耐火れんがです。
プレキャストブロックは、耐火物を型枠に流し込んで乾燥または焼成処理したものです。
主に炉の構造体としての役割を担うものや、溶湯の流量制御に使用されるものがあります。
不定形耐火物
不定形耐火物は粉末状や粘土状で、セメントのように吹き付けたり流し込んだりして施工するものです。
耐火れんがで築炉する際の目地材料などに使われる耐火モルタルや、水などと混ぜて流し込み成形する場合などに使われるキャスタブル、酸素・ガス、アルミなどの固形燃料で溶射する溶射材などさまざまな種類があり、その数は12個にものぼります。
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