こんにちは！大阪府大阪市に事務所を構え、築炉工事を手掛けている株式会社good-furnaceです。
公共事業の焼却炉における修理やメンテナンスも承っております。
築炉工事の仕事に携わるようになると「ダイオキシン」という言葉を聞くようになります。
しかし聞いたことはあっても、どういう物質なのかまでは詳しく分からないという方も多いでしょう。
そこで今回は、ダイオキシンについて具体的に解説していきます。
築炉工事の仕事に興味がある方にはぜひ知っておいてほしいので、最後までぜひご覧ください！
ダイオキシンとは？
ダイオキシンは正しくは「ダイオキシン類」と呼ばれます。
ゴミ工場でプラスチックなどを燃やしたときに出る無色無臭の化学物質です。
ほとんど水に溶けませんが、脂肪などには溶けやすいという性質を持っています。
強い毒性を持つ物質といわれることがありますが、それは日常生活の中で摂取する量の数十万倍の量を摂取した場合です。
実際に環境中や食品中に含まれる量は超微量のため、摂取しても人体に影響が出ることはないと考えられています。
ダイオキシン類はどうやって地球を汚している？
工場などから出た有害なダイオキシン類は、大気中に拡散します。
そして土壌や河川に降下し、農作物や牧草などに付着します。
水中ではプランクトンなどに摂取され、それを小魚が食べ、小魚を大きな魚を食べ、大きな魚を鳥が食べ……といったように、さまざまな生き物にダイオキシン類が濃縮されます。
このように、大気中にダイオキシン類が放出されて空気や水、生き物などに影響が出ることで、地球を汚してしまうのです。
ダイオキシン類の発生を少しでも減らしていくことが、今の日本にとって課題の1つとなっています。
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